行政書士試験に一発合格しました
肉体労働者がコツコツと勉強した結果
行政書士試験に合格したことを工場の同僚に発表した時、ほとんど全ての人に驚かれました。
それはもう、すごく驚かれました。
あまりにも失礼だろうというくらい驚かれたんです。
資格の難易度を知っている人からは「よく受かったね。どういう勉強して受かったの?」と質問されました。
有頂天だった僕は「今は凄くいい教材がありまして」と少し謙遜するように答えました。
フォーサイト行政書士講座
今思えば、軽薄な回答だったような気がしますが、実際に僕はその教材を一生懸命やっただけでした。
僕が使っていた教材は【フォーサイト行政書士講座 バリューパック3】というものでした。
僕はこの教材を前年の12月から本試験の11月まで約11ヶ月間、ひたすら、というか淡々とこなしていっただけでした。
まずは時間をかけて講義をみること
教材には勉強の進め方が書いてあり、ガイダンスのVTRもあるのであまり詳しくは書きませんが、軽く説明します。
この教材はまず講義のビデオ(DVDか配信)を全回を通してみます。
とてもボリュームの多い試験科目なので全部の講義を、一通り見るのに丸々2ヶ月はかかります。
もちろん日中仕事をしているから、一日、一コマか二コマぐらいしか講義が見れません。
しかし最初は見ているだけでいいです。
筆記用具もテキストも要りません。
法律知識ゼロの人には効果的です
補足すると僕は法律を勉強するのがこの時が初めてでした。
大学は外国語学部を出ていたし、卒業後はすぐ飲食店でアルバイトをしてたので、法律の知識という知識はほとんどありませんでした。
もし僕がこの教材を誰かにすすめるとしたら、やはり僕と同じような一度も行政書士のテキストのようなものもを見たことのない法律知識ゼロの人に対してです。
これから行政書士試験の勉強をゼロから始めるような人に対してです。
2年目の受験生の人には向いていないかもしれません
例えば1年間、試験勉強をやって不合格で、2年目の人にはこの教材はあまり向かないと思います。
もちろん、じっくり講義を見るだけで1ヶ月、2ヶ月、過ごせるならいいとは思います。
行政書士試験の合格を最終目標にする
教材を買って、荷物が届いた日から、人生が変わった
この教材を買った僕は、行政書士の勉強する科目や内容は、教材の入ったずっしり重たい段ボールを開けるまでわかっていませんでした。
憲法と民法があるのはわかっていましたが、それらをどうやって勉強するのかもわかっていませんでした。
法律なんてただ覚えるだけだろうと思っていたぐらいです。
でも、実際は全然そんなんじゃないです。
覚えるだけの問題じゃないから、1年間の勉強時間が要るんです
行政書士試験の勉強は面白くなってくる
法律の勉強の面白さを教えてくれたのもこの教材です。
例えば法律を勉強していると、民法の考え方(のようなもの)とかがなんとなく感覚でわかってきて、それを試験の時に応用するのは、ちょっとした法律のセンスだということも本試験のちょっと前にはわかってくるのです。
そういう力が自覚できると、法律の勉強は楽しくなってきます。
それをこの教材の講義は教えてくれます。毎日、ビデオで講師の先生に会うのが楽しみになってきたら、どんどん法律がわかってくると思います。
焦らずにじっくりと時間をかけること
最初はとりあえず講義を見るだけでいいというのもとても入り口としてはいいと感じました。
テキストは開かずにただビデオを見るだけ少しずつ前へ進んでいく実感もあります。
そして何度も言いますが全部、見るだけで2ヶ月かかります。
行政書士は難関資格です
行政書士試験の勉強も完璧には仕上がりません
取り組み方はやっぱり詰め込まないことだと思います。
とりあえず範囲が膨大なので、その全部を覚えようとすると大変なので、わかるところを押さえて、わからないところはわからないままでいいと思います。
続けることができたら段々、わかってきます。
そして段々わかってきますが、おそらく試験までには全部がわかるということはないと思います。
それぐらい試験はやっぱり難しいです。
僕自身の本試験のスコアが180点でした
この教材の専任講師の方も講義の中で言っていますが、あくまでも試験に合格するのが最終目標なので、講義の中では、そのノウハウというか、法律の勉強を追求するところの、さじ加減が実にわかりやすく述べられています。
行政書士試験はあくまでも180点とればいいのです。
しかし、やっていくうちに法律のことがわかってきます。
そういうモチベーションが出来てきたら、ひょっとしたら、いけるんじゃないかと思うでしょう。
行政書士試験の本試験まえに必ずして欲しいこと
予備校の開催する公開模擬試験を受けてください
それから試験前には模試は必ず受けてください(これはオススメします)。
模試はだいたいどこの予備校でも本試験前までに2回あるので、受けてみることをオススメします。
僕は仕事が忙しくて、1回しか受けれなかったですが、模試を受けてからのラストスパートに良い影響を与えてくれます!
伊藤塾の行政書士模試がとにかくオススメです
僕は伊藤塾の行政書士模試が良いという評判を聞いて受けて実際とても良かったです。
というのはこの伊藤塾の模試は非常に難解でほとんど出来ませんでした。
でも、テスト終了後に模試の解説講座が1時間ぐらいあるので、これがすごく良かったのです。
本当にすごく良い解説講座でした。
試験後の解説講義と解説の冊子が、模試を受ける意味なんです
僕は名古屋会場で受験したのですが面白かったです。
さらに帰りに模試の解説の冊子を貰えるのでそれが凄く力になるはずです。
最後の1ヶ月にその敗北感と、違う会社の教材を垣間見るのはいい機会だと思うので。
自己投資は軽く行動へ移すことです
しかし、あくまでも教材は他社で何一つ買うことはありません。
最初の教材に対する投資だけで、全てが完結します。
大切なのは最初の気持ちのブロックを解除できるかどうかだと思います。
やると決めた以上、自分の人生を変えてくれる教材へ気前よくポンとお金を出せるかどうかです。
行政書士は試験勉強から開業、廃業と全ていい勉強になります
あとは教材が届くので、淡々とはじめるだけです。そしてただコツコツと勉強してください。
行動していると次の景色が見えてきます。
僕自身は行政書士試験の勉強をした期間を今でもとても貴重な時間だったと思っています。
合格するか、しないかはまた別の話ですが、やはり合格することを信じてやるしかないというのも本当のことです。
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