移管はできないので、売却して買付するしかない
旧NISA口座のリミットがやってくる
旧NISAの2023年の購入分が、来年2027年末で、リミットを迎えるのにあたって、これをどうしようかとずっと悩んでいました。
おそらく同じような悩みを持っている人は少なからずいるのではないでしょうか。
例えば、2023年にオルカンを買い付けを行ったのなら、2026年の現在の評価額は買い付けた元本の倍近くのものになっているので、手放したくないというのが本音でしょう。
しかし、このまま売らずに特定口座に移管しても、取得価格が(取得単価も)変わるので、この後も持ち続けるなら、やはり非課税口座の新NISA口座で持つほうがいいので、旧NISA口座から新NISA口座へ移さないといけません。
売却からの買付という方法での移し替え
色々と方法を探しましたが、旧NISAから新NISAへオルカンを移行する方法は一つしかありません。
それは旧NISAのオルカンをいったん売却して、あらたに新NISAで買い付けをする方法です。
インデックスファンドしか持っていない僕にとっては、普段、買付はしても、売却をすることはないので、けっこうな不安がありました。
今後も、オルカンを長期でNISA口座で保有するつもりなら、移し替えが必須であり、方法はこれしかありません。

ちなみに今回の移し替え(売却、買付)は、SBI証券の口座を使いました。
オルカンを移し替える考えに至った理由
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
それでは実際に僕が行ったNISA口座の旧・新の移し替えを詳細に記していきます。
まず旧NISA口座に2023年1月に買い付けしたオルカン【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】についてですが、買い付け当時は、まだ積立とかの知識もなかったので、一括で、その時の NISA枠の限度額(1,200,000円)を買い付けました。
2023年は旧NISA口座で買付ができる最後の年です。
僕は年が明けた1月に12,000,000円めいっぱいの買付をしました。
その時のオルカンの取得単価は15,993円です。
基本的にオルカンを売却するには抵抗感があること
売却に至るまでの理由は、後述しますが、売却を決断した日は2026年4月19日(日)の午前中でした。
1,200,000円の元本に対して、その時の評価額は2,667,833円でした。
取得単価15,993円のオルカンに対して、基準価額は35,554円です。


インデックス投資をしている人なら、特にオルカンを積立ている人は、わかると思いますが、この数年前に買ったオルカンは手離したくない、ずっと持っておいておきたいものです。
僕自身も旧NISAが、以前のようにロールオーバーできるのであれば、そうしましたが、2027年末で、売却か、特定口座への移管を選択しなければいけないので、この先もオルカンを長期保有をしてきたいので、新NISA口座へ移し替えて、運用したいと思いました。
おそらく、僕のこの判断は、税制的な考えでは正解だと思うんですが、投資家としてのマインドとしては、特定口座に移管されたとしても、それはそれで別で持ち続けてもいいのではないかというところではないかと思います。
例えば、 新NISA満額を使った後も、僕のような個人投資家は同じものを特定口座やideco口座で、買い続けていくと思うので、特定口座に5年間の旧NISA時代に育ったオルカンを移管して、そのまま放置しておいても面白かったんじゃないかと思うのも一つです。
ただし、僕もまだ駆け出しで、資金もまだ小さいので、数年後のビジョンがあったとしても、不確実なものとして扱わざるを得ず、色々なことを考えると、やはり一番素人の判断として、旧NISAから新NISAに移し替えて、非課税で持ち続けるというのが、一番、素直な方法だと思います。
とにかく自分のランクでは、NISAを満額にするのが最初のステップであるということを肝に銘じて、一つひとつクリアしていくうちに投資にまつわるいろんな経験と知識を身につけていけばいいかなと思ったしだいです。
その一つとして、今回の売却と買付の経験も大切なものになるのではないかと思います。
新NISAで買付する金額指定で売却する
今回の僕が売却の方法は、一括で全額を売却してしまうのではなく、今年(2026年)のNISAの成長枠の残り(買付限度額)の金額分を売却することにしました。
2,400,000円のうち、100,000円は別の機会に買付して使っていたので、残りは2,300,000円なので、評価額の2,667,833円のうち、2,300,000円を売却することにしました。
投資信託は、金額指定で売却ができるので、どういう売却の仕方をしてもいいのですが、僕自身は、買い直しができる金額だけ解約(売却)して、残りはそのまま来年の初頭まで運用した方が効率がいいので、以下のように配分を決めました。
今年(2026年)2,300,000円を売却。残り337,833円(暫定額)は来年のどこかで売却、買付をしようと思います。
タイムラグがありますが、気にしない大丈夫です
もし僕にもう少し余剰の資金というか、預金に余裕があれば、売却と同時に買付をして、タイムラグを無くしたいのですが、残念ながら、僕の資金力ではかないません。
生活防衛資金をまわすという手段もありますが、そこまでしなくてもいいという僕なりの判断がありました。
売却から、約定まで2営業日ぐらいかかり、そこから受渡日までさらに5日、6日かかります。
そこから売却金を動かすことができるようになり、初めて買付ができます。
それからまた2営業日後に約定があり、基準価額が確定します。
という流れをやるんですが、このタイムラグをなくすために、手持ちの資金で貸し借りをするというのがこういうファンドの買い直しの場合にやる常套手段なんですが、今回の場合、特にオルカンの旧NISAから新NISAへの移し替え(書い直し)に関していえば、あまり神経質に考えなくていいのではないかと思います。
僕自身は、買い直したオルカンをおそらく10年、20年の長期で保有するつもりでいるので、そう考えると、この1週間程度のタイムラグは誤差だと思ってもいいのではないかと思います。
もちろん、売却した後に、ひょっとして基準価額が下がるかもしれないからと、キャッシュのまま1日、2日待ってみるのは、絶対にNGです。
もうそこは少し売却時よりも基準価額があがっていても、受渡日に機械的に買付してください。
たとえ、買付の日に基準価額があがっていたり、あるいは下がっていたりしても、約定日は2日後です。
なので、あまり考えすぎずに、あくまでも安全に口座を移し替えるというのが今回の目的なので、淡々と操作してください。
実際の金額(基準価額)とスケジュール感
実際の基準価額とスケジュール感について


4月19日(日)に売却の操作をして、2,300,000円を金額売却しました。
約定日が4月21日(火)で、基準価額は35,816円でした。
受渡日はその約1週間後の4月27日(月)。
受渡日になると、すぐ買付をしました(といっても日中は仕事だったので、夕方帰宅後です)。
そんなに慌てる必要もないので、忘れずにこの日にやればいいかなというぐらいでいいと思います。


4月27日(月)に2,300,000円を買付をして、約定日が4月30日(木)
基準価額が35,897円でした。


受渡日は5月11日とだいぶ先ですが、買付の場合はあまり気にすることはないでしょう。
基準価額は売却と買付でほぼ誤差という感じだったので、そんなに気にはなりませんでした。
- 4月19日 売却注文
- 4月21日 約定
- 4月27日 受渡
- 4月27日 新NISAで買付
- 4月30日 買付約定
- 5月11日 受渡
このような感じで、まず今年中にやるべき旧NISAから新NISAへの口座の移し替えが安全に遂行できたので、ホッとしています。
はじめて株の売却をするので、何かヘマをしないかどうか、心配ではありました。
売却して、買付する。
この一連を経験できたことは、自分なりにもよかったと思います。
慣れないことで、焦ったこと
口座の移し替えの一連の操作で、困ったことは特にありませんでした。
約定がいつか、受渡日がいつか、というのは気になりました。
とくに売却後の受渡日を迎える前にスィープの口座に振り込まれた時は、焦りました。
このお金はすぐに動かしていいのか、どうか迷いましたが、どこに確認することなく、焦らずに受渡日まで触らずにおいておきました。
多分、動かしても大丈夫だったんですが、焦らずということを、自分に言い聞かせていたので、最初に自分が決めたタイムスケジュールで、買付をやっていきました。
自分なりにかなり慎重に作業をしました。
株式の売り買いに慣れている人が僕のこのブログを見たら、鼻で笑うかもしれませんが、やはり慣れることと、慣れないこととの間でしっかり学んで、経験値を上げ、知見を高めていくことが、大切ではないかと思います。
売却に至った理由について
最後に、売却のタイミングを旧NISAのタイムリミットの1年前の今年の4月にした理由を少し書いておきます。
2023年に旧NISA口座で買付したオルカンをどうするかは、購入したときから出口をどうするかをずっと考えていました。
購入したオルカンは年々、値上がりしていきますし、本来ならこれをずっと持っていたいと思い、特定口座に移管して持ち続けてもいいのではないかという考えでいたのも本当です。
僕にもう少し強い投資家のマインドがあれば、特定口座でほったらかしにしておいても十分に勝算はあったんだろうけど、少しでも早く新NISAの枠を埋めたいという気持ちが働いたのかもしれません。
新NISAの枠を優先的に使っていくというのは、当然なんですが、いつか新 NISAを使い切った次に、特定口座で追加で同じものを買っていくつもりがあるなら、この段階で特定口座も仕込んでおいてもよかったんじゃないかという後悔に似た気持ちもあることはあります。
ですが、今は、安全に旧NISAから新NISAへ移し替えることができて、スッキリしています。
オルカンの特徴というか、僕の感じ方だけだと思うんですが、オルカンは、買付したばかりの頃は、その金額を見るたびに少し買付の判断を誤ったかなとか、もう少し下落相場で買うべきだったかなとか、いつも居心地の悪い思いになるんですが、オルカンは時間が経てば経つほど、あのタイミングで買ってよかったと思わせてくれるので、安心して時間を待つことができます。
オルカンを持ち続けることへの安心感
そういうオルカンへのある種の信用が、今回の買い直し(売却からの買付をいっきにやる)にタイミングをはかる必要がなかったということも言えます。
旧NISAで1,200,000円の買付額が、大きく育って2,667,833円になっていたので、2回ぐらいに分けて、売却と買付をしないといけなかったので、ある程度、早い段階での判断が必要でした。
もちろん、旧NISAの最後の年の最高の値上がりしたところで、売却してキャピタルゲインの最大化を目指すのも良かったのですが、やはり買い直して長期保有するという目的が明確にありましたので、なるべく基準価額が落ち着いているときに買い直した方が、高値で買わずに済むかなという考えもありました。
それで前年(2026年)の4月がちょうどいいかなと決めたというのが経緯としてあります。


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