FP3級のCBT方式試験を実際に受験してみた体験談と難易度について

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FP3級のCBT方式試験

先日、FP3級のCBT試験を受けてきました

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級(以後、FP3級)のCBT方式試験を先日(4月5日)、受けてきました。

今回は、CBT方式試験を受けた感想と、FP3級について考えたことを書いていきます。

これからFP3級を取ろうかなと思っている人は参考にしてください。

FP3級のCBT方式試験について

CBT 方式

2024年4月4日から日本FP協会の3級FP技能検定がCBT方式試験に移行しました。これまで2級FP技能検定と同じ日程で、年間3回実施されていた試験でしたが、今後はCBT(Computer Based Testing)方式でのみ実施されます。

もはやペーパーテストにこだわる時代ではないです

もちろんペーパーテストの方がよかったと思う方も一定数はいることはいるでしょうが、勉強して、試験を受けて、試験をパスして、資格をとるということには変わりはないので、CBT方式だとしても試験当日までもやることは同じです。

こういったものがペーパーレス化していくのは仕方ないですね。

CBT方式試験のメリット

自分の都合で試験日を選べるから、気軽に挑戦できる

僕自身は、CBT方式試験になったことで、FP3級に挑戦することできたというのが本当です。

両親の介護をしている身だと(日曜日はデイサービスがないので)、試験日を日曜日に指定されると、万が一行けなくなる場合があるので、CBT方式により、平日の数日前に日程が確定できるという利点が何よりありがたかったです。

試験日を自分で選べるから、いつから試験勉強をはじめてもよい

いつから試験勉強を始めても、自分の都合で試験日に照準を合わせられるので、次の試験までの時期を待ったりせず、思い立ったときから効率よく試験勉強をはじめられます。

僕のように両親の介護をしていて、日曜日はなかなか家をあけれないとか理由のある人間でも、自分で試験日を設定できるから、試験当日に、試験会場に行けなくなるというリスクを回避できます。

万が一、試験当日に受けれなくても、時間は無駄にならない

もし試験当日に家族の具合が悪くなったら、僕は出かけるわけにいかず受験手数料8,000円も無駄になるし、何より費やした時間が無駄になるので、CBT方式になったことで気持ちに余裕ができました。

以前、好きなアーティストのライブ当日に父の具合が悪くなって、行けなかったという苦い思い出があります。

万が一、試験当日にトラブルがあっても、受験手数料は無駄になるけど、すぐに受け直せるので、時間は無駄になりません。

実際にCBT方式試験を受けた感想

CBT試験について

実際に受けてみて、困惑したこと、改善してほしいことは何もないです。

強いていえば、その日に合否が欲しいです。

CBT試験の体験談①テスト開始前

テストの予約した時間より15分ぐらい前に行くとすぐに受付してもらい本人確認をして、簡単な説明をしてテストルームへ入って開始です。

開始5分前でしたが、予約時間を待たずにはじめることができたので、よかったです。

※たまたま僕がテストを行ったテストセンターがそういう対応だったかもしれないので、自分自身でその場に行くまで、ある程度、厳格なテストセンターであるという意識で臨んだ方がいいです。

CBT試験の体験談②テスト開始後

学科試験は多分、かなり早く終了するはずです。

また学科が終わってからも、技能が15分間、時間を置いて予約してあったのですが、これも予定の30分前から受付してもらえました。

このあたりもCBT方式のメリットですね。

ペーパーテストだと開始時間までじっと待ってなきゃいけないですからね。

CBT試験の体験談③テストの難易度

ちなみに学科と技能がありますが、どちらも普通のテストです。

学科は想像できますが、技能は何か難しいことをするのかと思いますが、学科と難易度は変わりません。

試験勉強をはじめて順調に問題集まで辿り着けば解決します。

FP3級を取得する理由

お金の知識を身につけたいから

どうしてFP3級を取得したいかの一番の理由はお金の勉強です。

自分の資産管理について、格安SIMにして家計を見直したり、投資を始めたり、クレジットカードやポイント、口座の管理についてわりと熱心に追求していると、どこかでFPの資格は欲しいと思うようになってきます。

FP3級は自分のための勉強に、ちょうどいいサイズ感の資格

資産管理についていろいろとうまくいって軌道に乗り出すと、自分のライフスタイルがただの節約じゃないということがわかってきます。

そういう時にFP3級の資格を持っていたりすると自分の感覚にも自信が持てると思ったんです。

たぶん、検索してこういうサイトに辿りついた方もやはりお金についてわりとしっかりした考えを持っている人で、そういう人にはFP3級がすごいいい資格だと思います。

FP3級はとってよかったと思える資格です

もちろん、この資格を取ったからといって、すぐにFPとして仕事をしていくことはあまり想像できないですし、家族や友人にFPになった気分で色々と指南したりすることはないと思います。

あくまでも自分の為、自分の今後の人生のためにFP3級はきっと役に立つと思ったから勉強を始めました。

簿記3級も自分のために勉強する資格です

こういう勉強は本当に自分のためになります。

以前、事業をはじめた時にも、帳簿付けを会計ソフトでやっていたんですが、それでも色々とわかってくると、簿記を勉強したくなり、簿記3級をCBT方式で取得した経験もあります。

以下の記事で簿記3級を取得するメリットを語っています。

FP3級の勉強方法の定番

独学をオススメします

勉強の方法ですが、いろいろとありますが、FPに関しては独学が最もオススメです。

僕自身はこれまで行政書士、簿記3級と資格試験にチャレンジしてきて、わりと苦労しながらもパスした経験で語ると、FP3級の難易度はそれほど高くないです。

行政書士や簿記などの資格との違い

たとえば行政書士や簿記なんかは誰かから教授されるところから学びを深めていくといいというのがありますが、FP3級はわざわざ時間をかけて講義を聞いたりする必要はないような気がします。

独学でじっくり自分のペースで学んで、自分のものにするという点でもFP3級というのはちょうどいいサイズ感です。

オススメのテキストは定番中の定番です。

オススメはTAC出版の『みんなが欲しかった!FPの教科書3級』です。

検索すると必ずこのテキストが紹介されています。

以下の記事でも、オススメのテキストについて語っています。

問題集もやると理解が深まります

このテキストを買って、問題集も買って、2月、3月と2ヶ月間勉強しましたが、このテキストと問題集できちんと理解ができたと思います。

テキスト読んで、あとは問題集を繰り返すだけです。

これが資格試験の基本だと思います。

FP3級の試験内容

テスト範囲

ちなみにテスト範囲は、試験科目というか、出題分野が6分野あって、そこから満遍なく出題されるという感じです。

試験科目
  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

得意分野と苦手分野はあります

一番苦手だったのは、やっぱりリスク管理です。

いわゆる保険分野ですね。

自分の人生設計ではあまり関わりのない分野ですから、頭に入ってこなかったです。

あと不動産も苦手です。

得意は金融資産運用とタックスプランと相続の3分野です

あと社会保険(ライフプランニング)も勉強していて面白かったです。

この辺は今後も勉強して磨いていきたいです。

合否について

合格通知

最初に記事を書いた4月7日の段階では、まだ合否は出ていませんでしたが、翌月、5月17日に合格の通知が来ました。

合格発表当日、日本FP協会のCBT受験者専用サイトで合格を確認しました。その数日後に合格通知が自宅へ郵送されてきました。

試験当日に合否を出してもらいたい

点数まで出ているのに合否がすぐ出ないのがFP3級の特徴ですね。

簿記3級のようにその場で即日合否がわかればいいと思うのですが、まだCBT方式が始まったばかりですから仕方ないかもしれません。

FP3級の取得後の展望をしっかりと持つこと

FP3級は取得してからが勝負な資格だと感じています。

この資格をどのようにして今後の生活にいかしていくかで、わざわざ2、3ヶ月勉強した価値があるかないかがわかるような気がしています。 

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