「FP3級ってとる意味あるの?」
「難しそうだけど、独学でもいける?」
「そもそも何から始めればいいのかわからない」
FP3級をとろうと考えている人は、このような疑問を持っていると思います。
僕も受験する前は同じようなことを考えていました。
ネットを見れば「意味ない」という声もありましたが、
お金の勉強のために必須であるという意見もあり、
どちらかといえば、ポジティブな面でとる方向へ動いていきました。
結論からいうと、FP3級は “目的次第で価値が大きく変わる資格” です。
正しい勉強方法で進めれば、独学で合格できますし、
お金の知識を体系的に学べるという意味では、
初心者にはかなり良い入口になります。
この記事では、実際にFP3級を独学で取得した僕の経験をもとに、
・FP3級の難易度や合格率
・意味があるのかどうかのリアルな結論
・独学での勉強方法とおすすめテキスト
・CBT試験の流れと注意点
まで、これから受験する人が知っておきたい内容をまとめて解説します。
この記事を読めば、「自分がFP3級を取るべきかどうか」と「どうやって進めればいいか」がはっきりするはずです。
FP3級とはどんな資格か
FP3級は、ファイナンシャル・プランナーの入門資格で、お金に関する幅広い知識を学べる国家資格です。
具体的には、
・家計管理
・保険
・年金
・税金
・資産運用
・相続
といった、生活に直結するテーマを一通り学びます。
難易度としてはそこまで高くなく、合格率はおおむね70〜80%前後。
しっかり対策すれば、初学者でも楽に合格が狙えるレベルです。

最初の勉強の段階では難しく感じますが、試験を受けるととても簡単な試験だと感じるでしょう。
そのため、
・お金の知識をこれから身につけたい人
・将来に向けて基礎を固めたい人
・副業やブログのネタとして知識を広げたい人
には、ちょうどいいスタートラインの資格と言えます。
なお、現在のFP3級はCBT方式(パソコン受験)が主流になっており、以前よりも柔軟に受験できるようになっています。
👉 FP3級のCBT試験の流れや注意点については、下の記事で詳しく解説しています


FP3級は意味ない? とるメリット・デメリット
FP3級について調べると、「意味ない」という意見をよく見かけます。
これはある意味で正しく、ある意味では誤解でもあります。
というのも、FP3級はそれ単体で仕事に直結する資格ではないからです。
例えば、
・就職や転職で大きく有利になる
・資格手当がつく
といったケースはあまり多くありません。
この点だけを見ると、「意味がない」と言われるのも理解できます。
ただ一方で、実際に取ってみると感じるメリットもあります。
それは、お金の知識が“点ではなく線で理解できるようになる”ことです。
保険、税金、年金、投資といった分野は、普段バラバラに触れることが多いですが、FPの勉強を通すことで全体像がつながります。
僕自身も、受験を通して「なんとなく知っている」状態から、「人に説明できる」レベルまで理解が深まりました。
もちろん、デメリットもあります。
試験範囲が広いため、最初はとっつきにくく感じるかもしれません。
このあたりも含めて、取得後に感じたリアルな話は次の項で詳しくまとめています。
FP3級の取得後の展望
FP3級の活用方法はあまりない
僕自身はFP3級でもって何かになろうという気持ちはありません。
行政書士の資格を持っているので、これについては再登録するつもりも全くなくはないのですが、FP3級についてはこれで何か事業をやろうとか、報酬をもらって相談業務をしようという考えはありません。
資格に頼って事業を展開するのは難しい
僕自身は一度、行政書士の事業で失敗をしていますので、これだけの知識ではお客さんをとって事業を展開できると思いませんし、もしそれができたとしてもそれは過酷な仕事です。
とにかく顧客に知識を売る仕事は精神的なタフさがないと難しいです。
以下の記事で行政書士を廃業した頃の経験を語っています。
とりあえずプロフィール欄に書いてみる
それより僕はこのFP3級の知識に厚みをつけて、ブログやXなんかで発信をしていきたいとい思っています。
あくまで、こういう知識を背景にどういう発信ができるか考えるという意味です。
得意の分野を磨いていけば、次の展開も見えてきます
お金についても、自分のお金にしか興味のない人間ですから。
僕自身はFPの科目の中でも、保険と不動産にはほとんど興味がなく、勉強するときも難儀しました。
それ以外の分野にはある程度、知識が明るいので、その辺を伸ばしていったら今後の人生がさらに明るくなると思います。
別にその知識をお金に変えるとかではなく、ただ学びを深めていくというだけでもFP3級を取得した人の未来というか、展望としては十分ではないかとおもっています。
バランスよく知識を磨いていくことも大事
そういう意味では、簿記3級も僕にとってはとても学びの深いものでした。
簿記3級はFP3級の動機とは少し違うのですが、結果的には仕事に使っていないので、僕の持つ資格の並びとしてはFP3級と同じです。
ただ仕事に使っていないですが、簿記3級は僕自身にはとても役に立っています。
FP3級は取得するだけでは、意味がない資格です
繰り返しになりますが、知識を売る仕事は過酷です。
もちろん、僕自身は知識を売る商売を始めて失敗して、稼げてないからそういうのかもしれません。
反対を言えば、自らの学んだ知識で生計を立てていけることは最高なのかもしれません。
しかし、残念ながら僕はそのセンスを持ち合わせていませんでした。
ただ、どんな勉強でも、続けていくことには意味があるので、僕は今でも法律(相続)の勉強も、介護に関する社会保障のことなども勉強しています。
もちろん、その勉強が退屈だったり、誰かから評価を得たいが為のものであることが、自らで感じられた場合は速やかに、その勉強はやめて、違う道を進みたいと思います。
FP3級は、劇的に人生が変わる資格ではありませんが、お金に対する理解を深めるきっかけにはなります。
もし挑戦してみようと思った方は、試験の流れや注意点もあわせて確認しておくとスムーズです。
👉 FP3級CBT試験の流れと注意点はこちら
→FP3級のCBT方式試験の体験談と難易度について👉 勉強方法やおすすめテキストを詳しく知りたい方はこちら
FP3級テキストおすすめはこれ|お金の勉強のためにも取ってよかった資格。
FP3級の勉強方法(独学でOK)
FP3級は、結論から言うと独学で十分合格できます。
実際、僕も予備校などは使わず、市販のテキストと問題集だけで合格しました。
勉強時間の目安としては、だいたい30〜100時間ほど。
初学者であれば、1日1〜2時間の勉強を2〜4週間ほど続ければ、合格ラインに届く人が多い印象です。
勉強の流れとしては、シンプルに次の3ステップで進めればOKです。
① テキストで全体像をつかむ
まずはテキストを1周して、「どんな内容が出るのか」をざっくり把握します。
この段階では、細かく覚えようとしなくて大丈夫です。
重要なのは、“お金の分野がどうつながっているか”をイメージすることです。
② 問題集を繰り返す
次に、問題集を使ってアウトプット中心の勉強に切り替えます。
FP3級は、問題のパターンがある程度決まっているため、繰り返し解くことで自然と解けるようになります。
間違えた問題だけチェックして、何度も解き直すのが効率的です。
③ 苦手分野だけテキストに戻る
問題を解いていて理解があいまいな部分が出てきたら、その都度テキストに戻ります。
この「問題 → テキスト → 問題」の往復が、合格への最短ルートです。
初心者がつまずきやすいポイント
FP3級は簡単と言われることも多いですが、最初に戸惑いやすいポイントもあります。
例えば、
・専門用語が多い
・数字(控除額や割合など)が覚えにくい
・分野ごとに内容がバラバラに感じる
といった点です。
ただ、これは誰でも通る道なので、最初から完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。
問題を解きながら少しずつ慣れていけば、自然と理解がつながってきます。
👉 おすすめのテキストや問題集については、次の項目で詳しくまとめています
おすすめテキスト・問題集
定番のテキストを使って勉強しました
年明けに日本FP協会のホームページを見たら、1月の試験はもう受付が終わっていて、次は4月からCBT試験のみの受付になっていて、4月になるまで申し込めないという状態でした。
僕自身は今後のキャリアプランで必要とかじゃなくて、ただ勉強したいというものだったので、とりあえずテキストだけ買って進めていこうということで始めました。
勉強にかかった期間は2ヶ月間


2月にテキストを買って、2月、3月の2ヶ月間、勉強して4月ぐらいに受けようという軽い気持ちで始めました。
テキストはTAC出版の『みんなが欲しかった!FPの教科書3級』と『みんなが欲しかった!FPの問題集3級』の2冊を書いました。
教科書より、問題集に時間をかけました
教科書と問題集の2冊が必要なのかという疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、問題集は解いておいた方がいいと言うのが、僕の意見です。
資格試験はやっぱり基本は過去問を解くところで試験に対する力がつくので、試験にパスするつもりなら、問題集も買った方がいいです。
問題集は『みんなが欲しかった! FPの問題集3級』です。
試験問題自体はとても簡単です
試験を受けた感想を言うと、FP3級は勉強している間は難しいと思えるところもあるのですが、試験自体はかなり簡単なものなので、少し拍子抜けします。
合格者のパーセンテージとかを事前に見ておくと気持ちに余裕ができるのでオススメします。


FP3級の教材はたくさんありますが、基本的には「1冊に絞る」のがポイントです。
あれこれ手を出すよりも、1冊を繰り返す方が確実に力がつきます。
特に初心者の場合は、
・図やイラストが多くてわかりやすい
・解説が丁寧
・問題集とセットで使える
このあたりを基準に選ぶと失敗しにくいです。
具体的なおすすめ教材や選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
👉 FP3級のおすすめテキストはこちら
みんなが欲しかったFPの教科書3級(テキスト)
みんなが欲しかった! FPの問題集3級 (問題集)
FP3級試験(CBT)の流れ
FP3級のCBT方式試験について
先月(4月5日)、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級(以後、FP3級)のCBT方式試験を受けてきました。
2024年4月4日から日本FP協会の3級FP技能検定がCBT方式試験に移行しました。
これまで2級FP技能検定と同じ日程で、年間3回実施されていた試験でしたが、今後はCBT(Computer Based Testing)方式でのみ実施されます。


合否判定はすぐに出ない
4月のCBT試験を終えた後にすぐもらえるスコアレポートを見て、合格するのはわかっていたのですが、合格の結果の知らせが来るまでに1ヶ月以上もかかりました。
簿記3級のCBT試験は即時に合否判定が出ましたが、FP3級はかなり待たされました。
合格通知書が郵送されてくる
FP3級を合格して、資格を何かに利用しようという事情があるわけでもないので、気長く待てました。
資格に合格して通知が郵送で来るのは、久しぶりでしたが、良かったです。
即時に合否判定していたら、この喜びは味わえなかったかもしれません。
郵便で届いた合格通知書。


👉 FP3級CBT試験の完全ガイドはこちら
FP3級のCBT方式試験の体験談と難易度について
FP3級はどんな人におすすめか
FP3級は、次のような人に特におすすめです。
・お金の知識を基礎から学びたい人
・将来に向けて家計や資産運用を見直したい人
・何か資格に挑戦してみたい初心者
逆に、
・すぐに仕事に直結する資格が欲しい人
・収入アップを最優先に考えている人
には、やや物足りなく感じる可能性もあります。
ただ、僕自身は「お金の理解が深まった」という点で、取ってよかったと感じています。
知識として持っておくだけでも、日常生活で役立つ場面は多いです。
よくある質問(FP3級Q&A)
FP3級は難しいですか?
難易度は高くなく、しっかり勉強すれば初心者でも合格可能です。
独学でも受かりますか?
問題ありません。実際、多くの人が独学で合格しています。
勉強時間はどれくらい必要ですか?
30〜100時間程度が目安です。短期間でも集中すれば十分間に合います。
FP2級まで取るべきですか?
余裕があればおすすめですが、まずは3級で基礎を固めるのが先です。
まとめ
FP3級は、「意味ない」と言われることもありますが、実際には使い方次第で価値が変わる資格です。
独学でも合格できる難易度でありながら、お金に関する知識を体系的に学べるという点では、初心者にとって非常に良いスタートになります。
もし少しでも興味があるなら、一度挑戦してみる価値は十分にあります。
最後に、この記事で紹介した内容をもう一度整理しておきます。
👉 勉強方法やおすすめテキストを詳しく知りたい方はこちら
FP3級テキストおすすめはこれ|お金の勉強のためにも取ってよかった資格。
👉 試験の流れや注意点を知りたい方はこちら
FP3級のCBT方式試験の体験談と難易度について


コメント