行政書士会の政治連盟に入らないことで僕が受けた不利益について。

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行政書士会の政治連盟に入るか入らないか

政治連盟に入らないという選択

行政書士登録をすると、支部の政治連盟に入ることを勧められます。

政治連盟への入会は任意なので、入るか入らないかは個人の自由です。

僕は自分の判断で、政治連盟に入らないことを選択して、1つだけ不利益を被ったことがあります。

マイナンバーカード申請手続相談という公募の仕事ができなかった

僕が政治連盟に入らないことで受けた不利益は、行政書士会の公募する仕事(アルバイト程度の)をさせてもらえなかったことです。

2021年のコロナ禍に「マイナンバーカード代理申請支援事業」の実施にかかる「マイナンバーカード申請手続相談員」という仕事が総務省を通じて、行政書士会の支部から募集がありました。

時間単位の報酬でしたが、かなりよかったのを覚えています。

2時間ぐらいのお仕事でしたが、それでも普通のバイトの1日分ぐらいはありました。

まだまだ収益が立たない時期でしたので、時間もたくさんあったので、是非とのことで応募しました。

政治連盟の費用を入金していただければ、すぐに応募の受付をします

行政書士会の応募フォームで、簡単に申し込みができ、自動で受付完了のメールも届いていました。

しかし翌日、事務局から電話があり、「政治連盟に入会されていない方の応募は受付ができません」とのことでした。

「政治連盟の費用を入金していただければ、すぐに応募の受付をします」

どこかでいつか言おうと思っていたことだけれど、納得は今もできてない

募集要項には、そういった条件が書いてなかったので、申し込んだんですが、政治連盟に入っていないことが理由で断られました。

行政書士会の会費はきちんと払っていて、総務省の関連の仕事を手伝うのに、政治連盟に入っていないのいけないというのも納得ができませんでした。

色々と言いたいことがありましたが、事務局ともめても勝ち目がないので、どうしてもやりたい仕事でもなかったので、今回は見合わせますということで断りました。

政治連盟に入らなくても大丈夫です

政治連盟に入っているのが普通だと思っている人がほとんど

ことの顛末を僕の仲良くしている行政書士の先輩に話すと「政治連盟に入ってない人がいるんだということに驚きました」とのことでした。

僕が政治連盟に入らなかった理由は、4,800円の会費がおしいというのもありますが、

それより行政書士会に会費をきちんと払っているのに、政治連盟に入らないと行政書士として活動ができないという風に思わせてくるところに、反感を覚えていたからです。

こういうことなら登録時にもっときちんとアナウンスして欲しかった

あとは行政書士登録の際に、もう少し政治連盟に入会しないと不利益があるということを強調してくれる人がいたら、僕もすんなり入会していたと思います。

わずか年会費4,800円ぐらいで、こんな不利益を受けるなんて、やりきれないですから。

僕が政治連盟に入るか、入らないかで当時、ネットで検索して色々と意見を確認したんですが、入らなくても大丈夫という意見もあったからです。

僕自身は今でも入らないでいいと思っています

あの頃の僕のように政治連盟に入るか、入らないか検討している人のために、僕の意見を書いておきます。

政治連盟に入るか入らないかで悩んでいる人はとりあえず入らなくても大丈夫です。

とくにご自身の事業で収益が出せれば、何ひとつ問題はありません。

政治連盟に入っていないことで、周囲の行政書士から仕事を紹介してもらえないということもないです。

後から入会するなら、最初から入会しておいた方がいいです

ただし、政治連盟に入らないことで、行政書士会での扱いで不利益を被ることがあるということを肝に銘じていてください。

それは例えば今回書いた僕の場合のような、支部の紹介する仕事とかは政治連盟に入ってないことを理由にはぶかれることがあります。

そして、その時に政治連盟の会費を払っていただければ、差別なく仕事を紹介すると言われると、さらに払いたくなるのが人情ですね。

だったら、最初に気持ちよく入会しておけば良かったと思うこともあります。

行政書士の業務で、仕事ができれば問題はないです

僕が政治連盟に入ってないことで、支部のアルバイトができなかったことを行政書士の先輩に窮状を訴えると

「だったら、僕の仕事を手伝ってくれませんか」ということで補助金申請の仕事をすることになりました。

それで災い転じての流れで、色々と仕事をすることにもなるんですが、やはり政治連盟に入ってないということで受けた不利益は忘れることなく覚えていました。

なにも考えずに政治連盟に入るというのも正しい選択です

事務所運営に必要な費用と考えてみたらどうでしょうか。

一番いいのは、行政書士登録と同時に何も考えず入会してしまうのが、楽なんだと思います。

おそらく多くの人が事務所運営には必要な費用と考えて、二つ返事で入会するでしょう。

ちなみに政治連盟費用は経費には出来ないので、きちんと確認しておいてください。

僕自身も、もう少し強制的に入会しないといけない雰囲気があれば、入会していたと思います。

しかし、事務局は決して、強制的に入会を迫ったりしません。

登録時に僕が事務局とした会話はこんな感じ

政治連盟の入会はどうされますか?

みなさんどうされていますか?

入る人もいますし、入らない人もいます

入らないことで、何か不都合はありますか?

不都合ということはないと思います。あくまでも任意なので

じゃ、ま、とりあえず入らなくていいか

行政書士業務で早く結果を出すこと

これは色んなことに言えるのですが、やはり自分自身の力をつけることです。

僕の場合、行政書士会のアルバイトに一瞬でも頼ろうとした為に、嫌な思いをしたのです。

はじめから自分自身の力で、商売を盛り上げていく、強いマインドがあれば、別に政治連盟など入っても入らなくてもいいのです。

成功する人は、考えることなく入会しています

さらに言えば、政治連盟の会費ぐらい何も考えずに払うぐらいの強い気持ちがあれば、商売はもっと上手くいくのではないでしょうか。

おそらく支部の先輩で長く続けている行政書士を見れば、みな政治連盟に入会しているんじゃないでしょうか。

そして、そういう人たちは僕みたいにセコイことを言っていたりはしないでしょう。

彼が正しい行政書士の姿です。

僕にいつも仕事をまわしてくれた先輩も入会時になんにも考えずに政治連盟に入り、とくに何も恩恵も不利益も受けていないと言いながら、めちゃめちゃ稼いでいたので、これが正しい行政書士の姿だなと思い、僕は早々に行政書士から足を洗うことにしたんです。

以下の記事で、僕が行政書士を廃業した頃のことを書いています。

行政書士は上手くいく人は、すぐに上手くいきます。

行政書士は本当に上手くいく人は、開業当初からすぐに上手くいきます。

石の上にも三年で、一年、二年と続けている人は、僕はたぶん難しい商売だと思います。

僕の意見では、行政書士は儲けないと続けていても楽しくないというのが本質だと思うからです。

行政書士で上手くいかなくても、気にすることはない

行政書士で上手くいかない場合は、おそらく行政書士に向いていないので、すぐに切り替えて、次の仕事を探した方がいいと思います。

わりとあっさりと結論を出して、就職活動をすることをお勧めします。

資格をとるのに苦労したと思いますが、ここは一旦、身をひくというのも大事な判断です。

僕自身がそうでした。

ただ行政書士をやって得たさまざまな知識や経験は、色んなところで生きてくるので、迷わず次の仕事を探してください。

僕も廃業後、すぐに転職して、今、わりと上手くやっています。

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