資格確認書が届いて思うこと。マイナンバーカードを活用して暮らしてくために。

目次

マイナ保険証と資格確認書について

後期高齢者医療資格確認書

数日前(2025年7月)に父と母の保険証(後期高齢者医療)の資格確認書が届きました。

ハガキ型のとてもきちんとした資格確認書でした。

来月、8月1日からは紙の保険証が廃止になり、原則マイナ保険証のみの取り扱いになるので、それに対応するために高齢者の父と母のもとに資格確認書が届いたわけです。

父と母に関しては介護申請をした頃に、マイナンバーカードの出張申請を市に頼んで、作ってもらいました。

なので、資格確認書が届いたところで、今後何か変わることはありません。

マイナ保険証の人にも資格確認書は届きます

僕自身は、保持する書類を少なくしたいから、マイナ保険証にしているのだから、こういう資格確認書はマイナンバーカードを申請してない人だけに届けるという風にしていただけるのがいいと思うんです。

しかしそれが面倒だからあえて、全ての人に一律に資格確認書を配布するということでしょう。

僕自身に関しては、これが届いたところで混乱はありませんが、高齢の方で、自分自身でまだ保険証の管理をしていて、つい先だってマイナンバーを作ったばかりの人のところにこれが届けば混乱するのではないかと思います。

現役世代の僕らには資格確認書は届きません

僕自身も自らが所属する職場から『資格情報のお知らせ』というものが配布されました。

これは資格確認書ではなく、これだけでは受診ができないものです。

こちらも記号や番号や枝番なんかが記載された紙です。

マイナ保険証に移行するのを前提に発行されたものです。

一応、保管していますが、書類が増えるという点では無駄です。

『資格情報のお知らせ』の存在意義

この『資格情報のお知らせ』の存在意義は、マイネ保険証の読み取りができないときに必要になるということです。

読み取りができないとか、そうなったら、本当に困るだろうなと思います。

だから、この紙を携帯してくださいというところですが、こんなのを毎回、持ってられるかというのが普通の意見です。

もっともマイナポータルにログインすれば資格情報が見れるので、紙を持ち歩く必要もありません。

そういう意味では、捨ててしまっても差し支えないと思います。

マイナ保険証が病院で読み取りできない場合のみ

これまでの経験で、一度だけマイナンバーカード(マイナ保険証)で読み取りができないときがありました。

そのときはクリニック(歯科)側の不備というか、機器が調子悪いので、旧保険証を見せてくれということでした。

まだマイナ保険証に切り替えたばかりの頃だったので、両方を持っていたので、ことなきを得ましたが、今後、こういうことがあると困りますね。

その場合は、マイナンバーカードと、マイナポータルの画面を見せればいいと思うのですが。

保険証の資格情報はいつでも出せるように

もう一つ、2年前にコロナに罹患したときは、院内で受付ができないということで、駐車場の自家用車の中で診察するということがあり、そのときは電話で受付してもらい、保険者名と保険証番号を伝えて、後日、精算ということがありました。

そういうこともあるので、全く自らの保険証の資格情報(保険者や保険証番号)を瞬時に出せないというのはこちらの不備になると思うので、マイナポータルで確認できるということぐらいは知っておいた方がいいと思います。

iPhoneのマイナンバーカードは登録は必須ですよ

ちなみにiPhoneを使っている方なら、iPhoneのマイナンバーカードも登録しておくととても便利です。

今のところできることが限られていますが、マインバーカード(マイナポータル)へのログインがとても楽なので、これはiPhoneとマイナンバーカードは連携させておくのがオススメです。

電子証明書の有効期限の更新について

電子証明書の有効期限は5年

もう一つマイナンバーカードで、面倒くさいなあというか、なんでそんなことになるのということが先日、僕が体験したことであります。

それは電子証明書の更新の手続きです。

今年で5年目になるマイナンバーカードですが、電子証明書の有効期限が5年で切れるので、その更新を役所の窓口に行かないといけません。

マイナンバーカードを持つ最大のデメリット

マイナンバーカードで行政手続きを簡潔にできるという主旨から考えると、わざわざ平日に時間をとって役所まで足を運んで、というのは途方もない労力を求められているわけです。

マイナンバーカードを使っていくにはこれぐらいの手間は諦めるしかありませんが、そうだったら、マイナンバーカードが便利だと言える日はまだまだ遠い先の未来の話です。

とにかく、たびあるごとにマイナンバーカードの世話をしなきゃいけないというのが現状です。

電子証明書 有効期限通知書

電子証明書の有効期限が近づいてくると、有効期限通知書が自宅に届くので、それが来てから、役所に行けば十分です。

が、先ほども書きましたが、役所の多くは平日しかやっていなくて、最近では4時半に業務終了とかいう自治体も多いので気をつけてください。

マイナポータルに簡単にログインできる環境をつくる

電子証明書の有効期限の更新をした当日には、マイナ保険証での受付はできません。

そのことは自宅に届く有効期限通知書に記載されていますが、とても小さい字で最下部に書いてあるので、要注意です。

もちろん、先ほど記述した資格確認書あるいはマイナンバーカードと併せて資格情報のお知らせ等があれば病院での受診はできると思います。

端末で読み取りができなくても、マイナポータルにログインができれば、それも使える筈なので、とりあえず問題はないと思います。

外出先で、簡単にマイナポータルにログインする為にも、iPhoneのマイナンバーカードは連携しておくべきですよ

マイナンバーカードの取扱をもっと認知されるべき

僕だけが感じたことかもしれませんが、一番の問題は、有効期限の更新の作業を、役所の係の方がオフィスの奥にある端末で、打ち込むということです。

こういうものはできれば、窓口に端末を置いて、本人が確認しながら更新するというのが一番いいのではないかと思います。

もちろん、自治体によってはそういうところがほとんどでしょうが、僕の住む地方の自治体では、メモ紙に暗証番号を書かされて、それを担当の人が僕のマイナンバーカードと併せて持って奥へ行って、更新をするというものでした。

これは良くないと思ったけど、声を上げて問題提起するまで困ったわけでもないです。

勝手にやってくれという感じですね。

マイナンバーカードを活用して暮らしていくために

マイナンバーカードが便利だったとき

そういう苦労までしてマイナンバーカードの機能をフル活用する僕ですが、本当にマイナンバーカードでよかったと思うことはそんなに多くはありません。

マイナンバーカードで一番、便利だと思った瞬間は、確定申告の送信のときと、還付金(医療費控除などでの)を受け取る時の公金受取口座に振り込んでもらったときです。

これは本当に便利でした。

確定申告の時に必要な医療費を一括で反映できるというのもとても便利です。

マイナンバーカードで出来ることはまだある

その他にマイナンバーカードを利用しているものはというと、今のところは年金の連携ぐらいです。

ただ年金の定期便はマイナンバーカードのシステムが確立するまでは、ハガキでもらっています(もうハガキは停止しても大丈夫そうですが)。

今後、パスポート申請や雇用保険などの離職票の受け取りなども利用できるのではないかと思っています。

マイナ免許証について

運転免許証とマイナンバーカードも連携して、マイナ免許証として1枚持ちにしました。

マイナ免許証は、読み取りアプリで免許証情報を呼び出すのに、面倒だったりして、今後、もう少しアップデートする必要があると思うけど、まだまだ全然、普及していないところからして、しばらくは不便な状況が続くのではないかと思います。

マイナンバーカードとの連携についても、iPhoneのマイナンバーカードでは運転免許証を携帯していることにならないということもあり、不便ですが、とにかく免許証とマイナンバーカードとIDが財布の中に2枚ある状態が嫌だったので、とりあえず1枚になってスッキリしました。

iPhoneのマイナンバーカードと運転免許証の関係性

iPhoneのマイナンバーカードで、運転免許証の情報を呼び出せるようにならないと、マイナ免許証は完全体ではないということを強く声を上げたいですね。

その点で、マイナ保険証は見通しとしては、病院の受付の端末さえ変えれば、iPhoneのマイナンバーカードは対応できるので、早々に変わっていくとは思います。

マイナンバーカードを使いこなせるように

管理されることとはまた別です

僕自身はマイナンバーカードに切り替えれるものは、全て切り替えています。

マイナンバーカードが好きか嫌いかで言えば、多分、好きです。

多分、一元的に色々なものを管理するのが性格的に好きだからです。

管理されることが好きかというとそうでもないですが、国に自分の個人情報を登録するのは、管理されることとはまた別です。

マイナンバーカードがあろうがなかろうが

マイナンバーカードに関しては色々なことを言う人がいますが、マイナンバー(個人番号)を振り当てられた時点で、管理する側と管理される側との関係はできています。

関係はできていますが、それだけのことです。

マイナンバーカードがあろうがなかろうとそこで生活していく僕らはなに一つ変わりません。

国が提供する色んなサービス(とくに医療保険)を享受するには、ある程度の譲歩が必要だということでもないと思います。

どんな方式になっても生きていける知恵をつける

マイナンバーカードが便利か便利じゃないかというところも考えますが、今のところどちらでもありません。

マイナンバーカードが嫌なら嫌で、色々なことを工夫してやっていけばいいだけのことです。

僕自身は、この先、どんな方式になっても対応していけるだけの感覚を身につけたいというのと、先のことを考えるより、その場その場でどんなことにも対応できる知恵をつけていきたい。

それだけです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次