マイナ免許証での更新がはじまった
マイナ免許証のみ、1枚持ち
先日、運転免許証の更新へ行きました。
今回の免許の更新では、マイナ免許証のみ、1枚持ちで更新をしました。
これから、免許更新がきて、持ち方の選択をされる人は今回の記事を参考にしてください。
世間的にはあまり歓迎されていないけど
今年の春先(2025年3月)から、運転免許証でもマイナンバーカードと一体化されることになりました。
マイナ保険証と同様、マイナンバーカード1枚で、今後は免許証は持たなくてもよいということです。
その一報を受けて、僕自身は迷うことなく、マイナ免許証の1枚持ちができることを喜びましたが、世間的にはこれはあまり歓迎されていない、というかほぼ話題にもならないことだったのかもしれません。
マイナ免許証を選択する人は圧倒的に少ない
実際に免許の更新に行って、驚いたのは、マイナ免許証の1枚持ちを選択する人が少ないことです。
免許センターにはすでに長い列ができていましたが、それは従来型の免許証のみ1枚持ちの人の並ぶ列でした。
その隣に従来型の免許証とマイナ免許証の2枚持ちの人の並ぶ列(これもほとんどいない)。
そして僕が並ぶ、マイナ免許証のみ1枚持ちの列です(僕が先頭です)。
従来型の運転免許証にする必要はあるの?
前もって何も調査もしていなかったので、結構、並ぶんじゃないかと思っていたので、拍子抜けしました。
圧倒的に従来型の免許証のみの人が多くて。
僕は行列を傍目に、いきなりマイナ免許証のみ希望者の先頭までワープして、すぐに手続きができました。

どうして、みんなマイナ免許証にしないの??
一瞬、怯みました。
なんか自分が間違った選択をしているんだろうか、と。
もちろん、間違っていません。
自分の感覚を信じて、マイナ免許証のみ、1枚持ちを選択してください。


従来型の運転免許証を選択する唯一の理由
マイナンバーカードと運転免許証の一体化が嬉しい
僕自身が考える、マイナ免許証のメリットはあまりなくて、ただ、マイナ免許証がはじまるという一報が流れたときから、詳細を確認する前に、自分はたぶんマイナ免許証にするんだろうなって思っていました。
それぐらいの考えです。
メリットを考える前に、持ってみること
もちろんメリットとしては、更新料が他より安いというのもありますが、5年に1度の更新料の数百円の差額なので、あまり考えることもありません。
1枚で持ち歩くことができるというのもありますが、読み取りアプリが必要だったり、iPhoneのマイナンバーカードでは運転免許証を持っていることにならないだとか、色々とありますので、1枚になったからといって必ず、メリットがあるというわけではありません。





読み取りアプリで免許証を呼び出すのは、かなり面倒くさいですよ
大きなメリット、デメリットがあるとは思えない
あとは住所変更があるときも、ワンストップサービスで、マイナンバーカードの住所変更をするだけで、運転免許証の住所変更もされるようです。
これもメリットとしては、まあ、数年の間に数回あるかないかのことなので、こういうことがどちらを選ぶかの根拠にはならないと思います。
結局、もうこれはマイナンバーカードを持つことに対するそれぞれの意識の問題なので、メリット、デメリットをたくさん並べたところで、どちらを持つかはその人次第であるということは間違いないとは思います。
海外で運転免許を使う人は要注意です!
デメリットは、海外で運転免許証を使うときに、今のところ不備があり、海外渡航が多くて、海外での運転機会が多いという人には、わりと大きな理由ではないでしょうか。
このことのデメリットの大きさは、警視庁のホームページを見ても、不明瞭なことしか書いていないことです。
国によって対応が違うということと、政府が責任を持って不明瞭さを解消しようという意識もないので、海外で車を運転したい人は、一応2枚持ちということがいいのかもしれません。
ただ、外務省のホームページを見ると、やはり従来型の運転免許証は必要だということが書いてありますね。
警視庁のホームページに書いてあること
海外で運転を予定している方へ
国外運転免許証を申請する場合、マイナ免許証のみをお持ちの方については、渡航先の国により、従来の運転免許証が必要になる場合があります。
国外運転免許証を申請する際にマイナ免許証のみの保有から2枚持ち等へ保有状況変更して運転免許証の交付を希望される方は、運転免許許試験場へご来場ください。
日本の運転免許証で運転の場合
日本の運転免許証で海外で運転する場合も同様です。なお、海外で運転する場合の諸注意については、渡航先の各大使館へお問い合わせください。
外務省のホームページに書いてあること
海外で運転等される場合には、従来の日本の運転免許証を持参してください!
令和7年3月24日から、免許情報をマイナンバーカードに記録した免許情報記録個人番号カード(マイナ免許証)の運用が開始されます。しかし、マイナ免許証はカード券面に運転免許証の情報が表示されないことから、現地官憲で無免許であるとされる可能性があります。ついては、海外で運転等される場合(具体的なケースは、例えば以下のとおり。)には、従来の日本の運転免許証を取得し、渡航先の国・地域に持参するようにしてください。
iPhoneのマイナンバーカードとマイナ免許証の連携はできない
自分自身の感覚だけで選択したらいいと思います
マイナ免許証を持つことについては、最後は考え一つだと思います。
僕自身は、まずIDを2つ持っている状態があまり好きじゃないというのがありました。
かつては運転免許証の身分証明書としての役割は絶大でしたから、それを持っていれば大丈夫でしたが、その後、マイナンバーカードも併せて持つようになり、マイナンバーカードでもどこでも身分証明書として活用できるようになりました。
そうなると、性格的にどちらか1枚だけでよくない? って思うようになります。
僕自身はマインバーカードをもっと活用したい
あとは個人的にマイナンバーカードの利便性をもっと確立してほしいという思いがあるので、自分で使ってみて、その脆弱性と改善するべき点を把握しておきたいというのも一つあります。
マイナンバーカードと聞くと過剰に反応する世論には僕自身は違和感を感じます。
マイナンバーカードを活用してよかったこと3つ
確定申告の際に、マイナンバーカードで、送信ができてとても楽でした。
また確定申告の際の医療費控除の入力もマイナ保険証と連携しているのでとても楽でした。
そして税金の還付金を受けるときも公金受取口座へ振り込んでもらいとても楽でした。
iPhoneのマインバーカードとマイナ免許証の連携はできない
今、希望するのは、iPhoneのマイナンバーカードとマイナ免許証の連携です。
残念ながら、iPhoneのマイナンバーカードでは、運転免許証を所持していることにはならないのです。


自らをアップデートする意味でもマイナ免許証のみ、1枚持ち
ただ、僕個人的には、マイナ免許証のみの1枚持ちをするべきだと強く思います。
マイナ免許証のみで、所持していると認められている以上、その形態に自らを合わせていくというのも自らをアップデートする意味でもとても大事だと思います。
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