プリメインアンプ、CDデッキ、そしてレコードプレーヤーのメンテナンス
Amazonで部品を購入して、交換したら修理できます。
ベルトドライブ方式のアナログレコードプレーヤー用交換ゴムベルトって知っていますか?
僕自身は先日、自らのレコードプレーヤーのベルトドライブのベルトを交換するまで、そういうものがあることを知りませんでした。
もちろん、そういう部品が流通しているということも知りませんでした。
そして、それは普通にAmazonで販売されているということも驚きでした。
Amazonの底力を見せつけられたと言っても過言ではありません。
ステレオの不具合は早めに、手当てしてあげてください
昨年末にDENONのプリメインアンプが壊れて、修理に出した話は少し前に書きましたが、その間、レコードもCDも聴けないので、せっかくだから、ステレオ全般をメンテナンスしようと、スピーカーコードや、レコードの針やなんか簡単に交換できるものを変えようと色々とチェックしました。
スピーカー修理は山形のオーディオラボで検索してみてください
スピーカーコードは先端を切り揃えて綺麗にビニールを剥いて、リフレッシュしました。
スピーカー自体は10数年前に山形のオーディオラボで修理してもらってから調子がずっといいです。
DENONのDCD-755RE
CDデッキはDENONのDCD-755RE(上記写真参照)を使っていますが、これも先日、アンプが帰ってきてから入れ違いにケーズデンキさんに修理に出しました。
音飛びするので、自分ではどうしようもできないので、少し費用(16,550円)がかかりましたが、メーカー修理を依頼しました。
PSV-800という一昔前に出回っていたレコードプレーヤー
そして最も苦心したのはレコードプレーヤーです。
僕はソニーのPSV-800というのを使っていて、これはもう生産終了になっているモデルですが、一昔前は、レコードを始めたばかりの人間が、とりあえず買うエントリーモデルのようなフルオートで優れたレコードプレーヤーです。
中古レコード、そしてレコードプレーヤーについて
聴いていてわかる。レコードの回転のスピードがおかしい
このレコードプレーヤーがかなり調子が悪くなっていました。
レコードの針は数年前に変えたばかりなので、悪いことはないのですが、どうやら回転がなんとなく鈍い気がして、音が以前のような締まりがないというか、少しスピードが遅いような気もして、もう駄目かなと思いました。
レコードをずっと聴いてきているから
その時、ビートルズのサージェントペパーズを聞いていたんですが、明らかにスローなテンポの曲に変わっていて、これはレコードプレーヤーが壊れたと思い演奏を止めました。
聴きなれたレコードだといつもと違うとすぐにわかるものです。
次にレコードプレーヤーを買い換えるならコレ
以前から、レコードプレーヤーを買い換えようという思惑はあったのです。
Pioneer DJのダイレクトドライブのターンテーブルPLXー500K
オーディオテクニカのダイレクトドライブのレコードプレーヤーAT-LP120XBT-USB
この2つの機種のどちらかです。
ダイレクトドライブのレコードプレーヤーが欲しい
この二つはダイレクトドライブと言ってまさに今、僕が直面しているベルトドライブ方式のアナログレコードプレーヤーとは別のタイプのレコードプレーヤーです。
いずれはこのタイプのレコードプレーヤーが欲しいとは思っています。
ベルトドライブのゴムを交換する
とりあえず修理できるところまでやってみることにした
アンプを修理して、完璧に以前の状態に戻ったのをみて、修理することはすごく良いと思いました。
PSV-800を今の段階で手離すのは惜しいような気がしました。
もう生産終了もしていますが、オーディオテクニカの交換針(ATN-3600L)で代用もできますし、機械部分は全然問題なく動いているので、修理は可能だと思い、メーカーのホームページを調べました。
メーカーでのサポートは終了しています
はたして生産終了した製品の後メンテなどに力を注ぐ企業はないでしょう。
色んなオーディオ専門の引取り業者がひょっとしたら修理をしてくれるかわからないぐらいのことがわかりました。
それ以外にもネットの中にも色んなオーディオファンのブログなんかでレコードプレーヤーの修理やなんかを調べました。
故障の原因を特定するところまできた
その中でようやくベルトドライブのベルトを交換するというところへ辿り着きました。
レコードのモーターとターンテーブルを繋いでいるゴムが経年の劣化で緩んでいるということでした。
僕は自らのレコードを分解して、ベルトドライブのゴムを取り出しました。
それはもはやゴムというより紐でした。
それからが結構大変でした。
Amazonで部品を探す。
まずAmazonでドライブベルトのゴムを探して、商品を特定はしたのですが、販売されているものには何通りもサイズがあり、直径か半径でサイズを測らないといけなくて、実際に、自らの持っているゴムの部品のサイズを定規で測ったんですが、ゴム自体が伸びきっているので、最後まで何センチが正解かわかりませんでした。
それでAmazonのレビューを見て、PSV-800に最適のサイズが何センチなのか探しましたが、ピンポイントで何センチというものはありませんでした。
Urban fieldというメーカーに辿りつく
しかしながら、僕が選んだUrban fieldというメーカーの商品説明には、詳細に【※ご注文の際はその実測値からテンション分(数%)を差し引いたサイズをご注文下さい】と書いてあったので、僕は自ら測ったサイズからその数%を差し引いた640mmというものを購入しました。
もちろんピッタリでした。ピッタリじゃなければこんなに感動もしていませんんし、こんな記事も書いていません。
本当に感動しました。
とても簡単に、そしてどこよりも最短で、修復しました
僕はこのドライブベルトの交換ゴムをAmazonで1,380円で購入して、注文から数日の間で、レコードプレーヤーはすっかりリフレッシュして元通りになりました。
おそらくどこかに修理を出したら、もっと高額だったと思いますし、また大きな機器を電気屋さんに持ち込むような面倒もあったでしょう。
秋葉原へ行かずとも、Amazonの店頭で見つけることができる
そしてもう一つ思ったのは、これがもしAmazonなどのネットのない時代は、秋葉原の電気街へわざわざ行って、サイズに合ったゴムベルトを探さなければならなかったのではないでしょうか。
ネットで色々と調べているときに見つけたんですが、さすがは秋葉原で、こういう交換ゴムが店頭で売っている店があるようでした。
秋葉原へ行けばレコードのベルトドライブのゴムと聞けば、売り場を案内されるということです。
Amazonの底力を見せつけられた感じです。
しかし、三重の田舎からわざわざ秋葉原まで出て行くことを考えると、どうすることもできない情報に他ならないです。
だからAmazonの店頭で探せる現代は本当に便利な時代です。
もちろん、楽天やYahoo!も探しましたが、今回はAmazonで最適解を見つけることができました。
いくつかメーカーがあるようでしたが、Urban field さんが最良でした。
サイズ表もあり、とても探しやすかったです。
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