行政書士試験は難しい試験です。一発合格するためには独学ではなく通信講座の方が効率的に学べます。

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行政書士の資格を取ろうと決めてから

法律の勉強なんかしたことなかったけど

2018年の秋ぐらいに、行政書士の仕事に関心を持ち、色々と調べているうちに、1年ぐらい勉強したら、なんとかなるということだったので、その年の12月に一念発起して、試験勉強を開始しました。

僕自身はそれまで資格試験の勉強もしたこともなければ、大学試験も大きな成功をおさめることもなく、満足いく就職もできずにずっとフリーターのように肉体労働を中心に生計を立てていました。

知的好奇心だけはあったかもしれません

ただ、わりと食生活や健康管理などに積極的に取り組んでいたので、日々の労働の余暇にはたくさんの時間がありました。

つまり、飲み歩くこともなく、なにかに浪費するという傾向になかったので、このタイミングで資格試験に取り組むというのは自然の流れだったかもしれません。

Google検索で最新の情報を仕入れてください

資格試験については、何ひとつ経験がなかったというのも、今思うと僕のアドバンテージだったと思います。

とにかく法律の勉強さえしたことないのだから、自分自身で本屋でテキスト買ってということは、まったく考えられませんでした。

もっとも近くに経験者がいるわけでもないので、勉強の仕方を誰かに教わることもできませんが、現代は誰かに質問するよりGoogle検索をすれば一発でいい答えが見つかります。

一番最初の行動が自分の未来を決める

独学よりは、通信講座がいい

僕自身の試験勉強についても、その時、検索して、最も感じ入ったブログ記事のオススメする通信教材を購入して、はじめました。

もちろん、独学を強くオススメするブログ記事もありましたが、この時の僕のマインドとしては、自らのやる気に投資したい気分だったので、それ相当の支出をして通信教材を買いたいと思っていました。

自分の感覚で良さそうなものを選ぶこと

その時、僕が購入したのは、フォーサイトの行政書士講座でした。

たぶん、その頃の検索では、最も上位で評判も良かったんだと思います。

僕自身は何一つ吟味することなく、自らが感じ入ったブログ記事を信じて、そのまま購入しました。

下記の記事で自分の使用した教材について書いています。

大事なのは、勉強を続けられるかどうか

今、思うのはおそらく教材自体はなんでも良かったんだと思います。

もちろん、僕はフォーサイトの行政書士講座を11ヶ月間、必死に勉強して一発合格しました。

本当に毎日、毎日、コツコツと勉強をしていました。

そういう風に勉強を続けられたのは、一番最初の行動が自分の未来を決めていたんだと思うからです。

教材の中身は大差はないと思います

つまり身銭を切るという行為が、自らのマインドをキープしてくれていたんだと思います。

これは教材選びに必死になっている人には、参考にならない意見かもしれませんが、正直なところ教材の中身には大差はないと思います。

気持ちよく、自らの未来のために大切なお金と時間を投じるというのが大切なんだと思います。

1年間試験勉強をするというのも相当のリスクを背負っています

もちろん、勉強していて楽しくないと成果はおそらく出ないので、教材をやってみて続けられるかどうかはすぐにわかるので、ダメだと感じたら、少し立ち止まって考えた方がいいでしょう。

1年試験勉強をするというのは、相当に時間を費やすことだから、合格すればいいですが、失敗したときのことも考えて決断をしなければなりません。

とくに行政書士試験を受ける人の年齢層はわりと高いので、若いときの1年とは違うということを自覚した方がいいと思います。

資格試験で大事なのはアウトプットです

まずは映像講座を聴く

教材は基本的にはテキストと映像講座、それから問題集です。

問題集は過去問を中心に取り組むことになるから、各社の特色に差が出るのはテキストと映像講座でしょう。

僕自身のことで言うと、最初の4ヶ月ぐらいはインプット、映像講座を中心にときどきテキストを読んでという風に知識を整理するというやり方でしたが、最も大事だと思ったのは、問題集を繰り返してやることです。

過去問をどれだけ繰り返すことができるかが勝負

資格試験で大事なのはアウトプットです。

つまり行政書士試験で言うと過去問をいかに多く回数繰り返すかが大事です。

僕に関しては、試験勉強を12月に始めたら4月ぐらいには、過去問に取り組んでいましたが、もう少し早くに着手していても良かったとも思います。

問題集→テキストという順におりていく感じでもいいぐらい

考え方としては、理解を深めてから、力ためしのつもりで過去問に取り組むというのが、これまでの受験勉強で繰り返してきて、僕は失敗してきたので、今回はその考えを少し是正しました。

つまり、まだ理解が及んでいない段階で、過去問に取り組んで、順番に知識を整理するのではなく、過去問を解いてみて理解が及んだところから知識を固めていくというやり方だと、それまでわからなかったことに自然と光を当ててくれるので、問題集についている解説をもう一つのテキストとして、活用していくというのも大切なことだと思います。

行政書士試験は難しい試験です

1日の勉強時間もそれほど作れない

勉強時間は、毎日1時間がやっとです。

時々、2時間とれることもありました。

それも最初は映像講義を聴くだけの日々でした。

まったく何も進んでいない状態の時間が数ヶ月続きます。

法律の勉強が楽しくなると伸びていく

焦りはありましたが、続けていける感じは最初の数ヶ月、映像講座を最後まで聴き終わったところで、法律の勉強が楽しいと感じたことでしょうか。

行政書士の勉強の良さは、それがとても身近な法律の勉強ということです。

僕自身はこれまで一度も法律を学んだことがなかったので、行政書士試験を通じて、少しでも自分のプラスにもなるだろうという思いも乗っかって、試験勉強を楽しめたんだと思います。

行政書士試験はとにかく難しい

それでも行政書士試験は難しい試験です。

ネットで検索すると、行政書士試験は簡単とか書いている人がいますが、普通の学力であれば、やはり難しいです。

税理士試験や、社労士試験、司法書士試験と比べられて、難しくないと語られるけど、やっぱり難しいです。

記述試験を諦めずに書ききることも合格への大きなポイントです

僕自身も毎日1時間〜2時間勉強して、合格したときのスコアが180点でした。

ギリギリのところで合格したということでした。

合格が発表されるまで、僕自身はもう不合格だろうと思っていました。

つまり、記述試験を除く、マークシートだけでは到底、点数が届いていなかったのです。

その年は難しい年に該当したのか、記述試験はわりよくできたつもりもないのですが、ハイスコアがつけてもらえていました。

行政書士試験に合格して、その後のこと

伊藤塾の行政書士模試で、試験勉強の終盤に転機を迎える。

行政書士試験の難しさは、そういうところにも現れていて、やはり全て暗記するだけじゃないというところでした。

ある程度の法律に関する理解力とか、解釈のセンスとかも必要だと、色々な問題を解いていると感じました。

特にそう感じたのは、伊藤塾の行政書士模試を受けたときでした。

伊藤塾の行政書士模試は必ずいい勉強になるので受けてください。

行政書士合格→行政書士登録→行政書士廃業

僕自身に関して、述べておくと行政書士になることを夢見て、自己投資と銘打って、開始した試験勉強は無事に1年目で花開くことになりました。

それからコロナがやってきて、コロナ禍の真っ只中に行政書士登録をして開業しました。

開業してさまざまな活動をしてきましたが、その後、思うところがあり、2年間の活動を経て、行政書士を廃業することになりました。

下記の記事で行政書士を廃業することになった原因などを書いています。

行政書士の光と影

試験勉強をはじめるときは、無謀な計画だと思いましたが、それを一発合格という成功を収めて、その勢いで独立開業とこのまま何もかもうまくいくと思っていましたが、事業は失敗しました。

その間、わずか4年ですが、僕は行政書士の光と影をあっという間に見せられた感じです。

行政書士の資格をとってから人生が好転した

現在は、両親と暮らしながら、主に認知症の母の介護にいそしんでいます。

行政書士を廃業して、すぐに見つけてきた小学校の給食調理員の仕事をしながら、少しずつ人生を立て直しています。

僕自身は後悔もしましたが、行政書士に関わる4年間をとても大事な経験だと思っています。

もし、行政書士が気になっている人は、ぜひチャレンジしてくださいと僕は言います。

もし資格がとれたらきっと人生が前へ進みます。

本当に。

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